痴レ者につき。

井の中の蛙が、井の中から空を見上げたり、井の中に落ちてきた枯れ葉を眺めては、「これは何だらう」と愚考する系チラシの裏。

劇団ヱウレーカ『 幻壊パラダイム』に想いを馳せていたらパワポケをプレイしたくなった10月2日。

 

台風の中障害対応を実施するなんていう貴重な体験をしておりました。
その為にだいぶ印象が薄れてしまいましたが、せめて残滓を吐き出したいな、と。
時間の関係でアンケートも書けていませんしね。

 

元々『ビルド』の感想を書こうとして書けないという理由で再開したブログなので、試金石になるのではなからうか。

※但し、感想記事ではありません。

 

 
とは言え以前の舞台も合わせて考えるに、「こういうのが好きなんだなあ」で落ち着いちゃう気がします。

 

情報の出し方こそ錯綜しているものの、描写される物語自体は実はシンプル。
属性を特化させた登場人物。
すなわち、かなりの直球勝負。
他には良い舞台の使い方をしたなあ、と。

 

それぐらいしか言えることがない。
心に突き刺すタイプではなく、心を通過していった後の残滓で勝負しているようなスタイル。
しばらく余韻を楽しみたかったのですが、障害対応ェ……。

 

要素要素を拾うと何となくあんな作品の影響を受けているのかなあとか出てきますが、彼女がテレビジョンと呼ばれたことで、シンプルに『1984年』で良かったんだなあとなります。
とは言えビッグ・ブラザーよりはコンピュータ様やウルトラヴァイオレット様に近しい印象はあったかな。
クローンとか大好きな先生とかは『ねじまきカギュー』っぽさを感じたりじなかったり。
『僕は悪くない』は、まあ、どうしても『彼』っぽい。展開的には"僕は悪い"だったような気もしますが、括弧付けてたのかもしれない。
電力に移行した世界っていう点からは『ゴーバスターズ』を想起したもののの、戦争中って要素を付け加えると『パワポケ』っぽさが出てきますね。
確かWGバッテリーが普及して世界経済が混乱した際に、戦争が起こっていたはず。とは言えその場合完全移行はしていないので差異があるな多分関係ないなってなりますね。
アンドロイドは……やっぱり『パワポケ』じゃね? と言うか、アンドロイドってことはあの子、ついている可能性がありますね。良い趣味してるぜ。
あの作品でのアンドロイドの定義がされていないので、何とも言えませんけどね。それこそ『パワポケ』ではサイボーグ兵器の元になる人造人間って感じの定義ですし。
人間型ロボットって捉えるとどうしても『イヴの時間』を思い出してしまう。ドリ系になっちゃう。
又、そっちで捉えた場合でも『パワポケ』の要素は出てくるのがすごいところ。森友子とかね、ある意味夢幻に合致するキャラクターですし。VRではないものの、カオルも結構カインとアベルっぽい性質ですよね。
つーか改めて『パワポケ』ってすげぇな。カバーできていない要素のほうが少ないのではなからうか。
ネロ祭りが終わったらプレイしようかなあ。8で森友子ルート進みたい。

 

閑話休題
要素要素はそれこそデータベースが未熟な自分でも色々出てくるようなものですが、同時にこれといったものもないのかなって。
好きな要素を集めて組み合わせて詰め込んでってした結果があの作品で、それがつまらなかったら、まあ、ねぇ?

 

「誰かが生き返る」ようなハッピーエンドは私も好きくありませんし。もちろん現実が悲惨なのに、バッドエンドなんて観たくもない。
やっぱり物語はビターエンドよね。……っていうのも『パワポケ』なんですが。

 

最後に。
アンケート項目に「推しキャラは?」っていうのがあったと記憶しているんですが、あの世界にキャラっていたの? という疑問。

 

 

 

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