痴レ者につき。

井の中の蛙が、井の中から空を見上げたり、井の中に落ちてきた枯れ葉を眺めては、「これは何だらう」と愚考する系チラシの裏。

『仮面ライダーゴースト』第二話から、作品の雰囲気を妄想する。


 やっほほーい! 日谷さんです。
未だに仕事に慣れなくて、非常に頭を抱えております。
そして溜まっていく録画番組……。

何とかニチアサは観ることができていますので、今回は『ゴースト』の妄想をしようかと。
前回の記事の補足という側面が強いかもです。

『ゴースト』第二話までのネタバレを含みますので、ご注意くださいませ。

 


さて。

相変わらず感想ではなく妄想です。

『ゴースト』は結構重いというか、シリアスな設定から物語が始まっております。
一度死んだ身、意識しないと(?)実体化もできない存在。

にも関わらず、と言うかだからこそなのか、『ゴースト』は今のところ結構コメディちっくな雰囲気が漂っております。
多分に竹中直人の怪演が影響していそうですが、それだけでなくそれぞれの登場人物が非常にキャラクター的であったりするのも要因かと。

で。

シリアスなバックボーンを持ちながらコメディちっくに物語を展開する。
これって、結構『カブト』的なんじゃないかなあ、なんて思ったりもするわけです。



一度そういう意識を持ってしまうと、クロックアップで一般人には認識できない戦闘を繰り広げていた『カブト』と、幽体であるがゆえに一般人には認識できない戦闘を繰り広げる『ゴースト』という共通項があるように思えてくるから不思議です。



『カブト』と言えば、井上敏樹氏による尖ったキャラクター造型も特徴の一つ。
脚本家の福田卓郎氏の作品には『TRICK』や『警部補矢部謙三』等もあるため、そういう尖ったキャラクターによる、真面目にシュールをやる作風が似ているように感じたのかもしれないです。

後は食事シーンが出れば文句なしなのですが……今のとこ茶を飲んだだけかしら。
ああ、音楽要素もほしいですね。でも、どうせ音楽家の偉人も出るでせう、多分。
ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトとか。






偉人と言えば。

既に二個の眼魂を回収し、次回で緑茶の眼魂も回収するっぽいので、非常に回収ペースが早いように感じます。
しかし、40-50話で15個の眼魂を回収しなきゃとなると、別にこのペースでも問題ないのか?
後半に回収ラッシュされるよりは、序盤にやられたほうがテンポ良く感じるので問題はないのですが。
終盤にやられちゃうと、ただの消化活動にしか見えなくなってきますからね。

もしくは、『オーズ』本歌取り説を持ち出して、中盤以降に眼魂が奪われる展開も有り得るのか。
二号ライダーも眼魂を使うタイプなら、奪い合いも十分考えられるんですよね。
眼魂は単体での満足度が低いので、ゴーストドライバー専用にはしない気がするんだよなあ。
(既に二号ライダーの情報が出ていたら、内心で笑ってください。情報全く仕入れていないんです)

……ところで、緑茶の触媒って何なんでせうね?
イチイの弓? 遺骨?






とまあ、二話連続で妄想を書いてしまう程度には、現状『ゴースト』は気に入っております。
演技面はどうしようもないしなあ……。やっぱり佐藤健は化物だった。

心配なのは、序盤から予算使いすぎじゃねぇか、という。
イグアナは後半出てくる気がしないし、変身時の幽体化もやらなくなるような気がしてしまう……(笑)
少なくとも、変身前のすり抜け演出は消えていきそう

あっ。もしかして眼魂って、作品の途中で15個全部揃うんじゃないか?
それで幽体化からは開放されるけども、眼魔との戦いは続くみたいな物語展開がなされるとか?
これなら幽体であるための特殊効果で、予算を食うこともないし!



さすがにないか、うん。



しかしこの回収ペースなら、終盤まで揃わないってことはないのかもしれないなあ。
やっぱり奪い合いか? んで、自身の受肉を拒否して眼魂を破壊するとか。
そうして敵側の目的を阻む。タケルは何やかんや、幽体として存在し続ける。

なくはなさそうな最終回だなあ。平成二期で、死者蘇生をやるとは、どうしても思えないし。
 

 

仮面ライダーゴースト 4モード変形 DXガンガンセイバー

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